特別学習

平和学習

母の東京大空襲

前書き
2014年11月12日(水)母はなくなりました。生まれは浅草で東京大空襲を経験したひとりです。2010年頃、テレビでこの大空襲のドラマが放映されました。そのひどさを見た時、母は一体どのように生き延びたのだろうと、その体験を聞き、物語風にまとめて見ました。
この頃芸能人のルーツを探る番組が放映されています。
「よく、生き延びてくれた。」「あの戦争で生き抜いてくれたらこそ、現在の私がある」ほとんど出演者の共通の感想であり、感謝の言葉でした。
この父母や祖父母の戦争体験を聞き、それを綴るところから、まずは平和教育が始まるのではないかと思います。芸能人ばかりでなく、私たちひとりひとりが。
そこで、私も以前にまとめたこの物語を掲載したいと思いました。
この物語を書いた頃は母の兄弟姉妹5人は皆元気でした。良くまとめてくれたと喜んでくれました。
しかし母の告別式の日、二人しか来れませんでした。後の二人は認知症になってしまいもう日常生活がひとりではこなしきれなくなっているそうです。残念なことです。寂しい。だんだんと昔のことを話す人が少なくなってきています。どのご家庭でも戦争体験者は確実に減ってきていることだと思います。今できることを今のうちにやっていきましょう。

詳しくはこちら(PDFが開きます)

科学実験

印象深い特別授業

おおとり学園の特徴は個別指導にあります。
しかし、時として、個別指導となりますと、本人の力量だけを問われてしまい、「ヤル気」の継続が難しくなることが多々あります。
そのためにも、ひとつは、日々の授業の中でどのような対話を交わすかが重要となります。
また、ある時は、先生が指揮を取って特別授業を行うことも大事と見ています。先生も感動するような特別授業を。印象深い授業は記憶に残ります。
いつも暗記暗記と義務付けられたような勉強では返って暗記しようとする働きにブレーキがかかってしまう場合があります。何らかの方法で印象深く。
特別授業をするのは、暗記をスムーズにする手段ばかりでなく、その科目自体にも興味を抱いてもらういいキッカケになればとおもっています。一見すると、遊んでいるような雰囲気を感じてしまうものもありますが、子供たちが「楽しみながら学ぶ」絶好の機会と捉えてください。

UFOこま(これは、磁石の力でコマを宙で回す実験です。)

理論的には、反発しあう力があれば、宙に浮くのは当然ですが、囲いもない状態で宙に浮かすのは意外に難しく、重りの重さを変えたり、土台の傾き方を調整したりと、何度も何度も試行錯誤を繰り返しました。
ですから、長らく宙に浮いた時は感動もひとしおでした。

「金属ナトリウムってどんなもの」

金属といっても、これは、やわらく、カッターナイフで切ることができます。切り口は銀色の光沢があり、金属であることがわかります。問題は、これを水にいれた時です。果たしてどんなことがおきるでしょうか。

さあ皆さんここで起きたことを、化学反応式で書いて見ましょう。中学2年生以上の皆さんであれば、何とか書けるんではないでしょうか。

答えはこちらをクリック!

金属ナトリウムの反応 2Na + 2H2O → 2NaOH + H2
この反応の時に激しい熱と光を出します。そして、空気中の酸素と分解してできた水素が反応して、激しい爆発を起こします。金属ナトリウムは原子炉の冷却剤として使用されたりもします。しかし、一度漏れるようなことがありますと大変。火がついているからと言って水をかけたりすると大変。マグネシウムもナトリウムと同じような性質を持っています。以前にマグネシウムを積載したタンクローリーが横転。火がついてしまったので、消防士が水をかけたところ、大爆発。取り扱いには注意が必要です。

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